2012. 2. 6
亀川 秀樹
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連載第10回 (2009/11/20 公開)
今は、大阪に住んでいても世界中のものが見聞きできる時代です。
それはそれで素晴らしいことですね。
昔は観たい芝居があったら東京や、海外に出かけていきましたが、
今は向こうからやってくるんですから。
ここだけの話ですが、私はミュージカルがあんまり好きではありません。(…でしたというべきかもしれませんが)
でも、実は通ってた劇団の養成所で勉強したのはミュージカルです。
主催者が風刺の利いたミュージカルを作る演出家だったので。
ですから、ダンスは死ぬほど稽古しましたよ。
ジャズダンスとクラシック…ああ、思い出しても頭がくらくらするほど稽古しました。
しかし、まぁ会話劇好きなので、けっきょくミュージカルの現場には自分では近づきませんでした。
別にお稽古したからミュージカル嫌いというわけではなく、
日本のミュージカルの翻訳のダサさとか、歌と歌詞のリズムの合わなさが気持ち悪くて敬遠してきたというのが本音です。
しかし、そんな事を言う人も多かったんでしょうか。
最近の翻訳はなかなかいいです。音楽性のある日本語を歌詞にすることが日本人も上手くなってきました。
そこで、みなさんに年末くらいはお洒落してミュージカルを観にいくというオススメをしてみます。
ミュージカルなんて分からないし、恥ずかしいという人でも楽しめそうな一本は四季劇場で上演中の「ウィキッド」です。

『ウィキッド』
撮影:上原タカシ TUX0672
「オズの魔法使い」の裏話なんで、お話的にも入っていきやすいし、ニューヨークで上演された時のままのセットも復元されていて、なかなか見ものです。
しかも、主役の2人が歌唱力があって、聞き応え十分。
もっとオススメは最後列のC席でも全体を楽しめる構造になっているので、わざわざ高いチケットを買わなくてもいいミュージカルです。
年末なんで南座の歌舞伎をオススメしようかと思いましたが、せっかくだからたまには洋風のものもご覧ください。
今月見逃しても、冬中やってますんで。
きっとミュージカルを見直す一本になると思います。
私は東京で見たんですが、久しぶりに満足の行く内容でした。
素敵なクリスマスシーズンを演出するのも、自分自身です。
そう、人生は誰も演出してくれませんよ、自分でしないと!
がんばって下さい。
2009. 11. 20 (金)
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