2012. 2. 6
亀川 秀樹
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連載第3回 (2009/4/16公開)
さて、前回はともかく劇場に行きましょう!というレッスンをしました。
まずは面白そうな芝居をやっている劇場へ気楽に行く。
ここから始めましょうという試みでしたね。
そうです。「芝居ってなんやねん?」と思っていただくこと、これが我々演劇人には大きな第一歩なので、是非とも演劇に近づいていただきたいと思います。
では今月は『絶対面白い芝居』をご案内しましょう。
芝居というのは初演ものよりも、再演もの、ロングランものから入るのが確実な手です。前に上演されて、面白いという定評があるものは人にも勧めやすいものです。そのへんは映画と一緒です。
「あれ、この間見たけど面白いで。あれやったら役者が違っても面白いこと保証できるわ」と言われれば、ちょっと後押しされるというものです。
今月の『絶対』は南座の「五月花形歌舞伎」です。
京都は四条河原町にある小屋、南座は歴史のある小屋ですが、斬新な取り組みもしている劇場のひとつといえるでしょう。五月にかかる「小笠原騒動」は10年前に南座の企画で復活した明治14年に描かれたお家騒動を元にした芝居です。
歌舞伎の花形(若手)役者4人による豪快な立ち回りや、ストーリーの面白さが話題をよび、その後再演が続きました。 今年は前回から出演している中村橋之助に加え、話題の中村勘太郎、七之助兄弟。関西歌舞伎のプリンス片岡愛之助が登場です。
私の大好きな上方歌舞伎の宝物、上村吉弥丈も出演してます!!!
歌舞伎界はいま、久々のイケメン揃い。しかもみんな個性的で上手い俳優ばかり。
「歌舞伎って難しいんちゃうん?」という方には、古いイメージを払拭するチャンスともいえるでしょう。 絶対楽しいお芝居を是非ともご覧いただいて、まずは芝居を好きになってほしいと思います。
ここだけの話。
一等席(S席)は12600円とお高めですが、
三階の3等席は4200円。
時間から考えたら普通の芝居より安いと思います。
この「小笠原騒動」という芝居は通し狂言というスタイルです。
歌舞伎は昔からあるので、いいとこだけ抜粋して観せることが多いのですが。 ま、歌でいうとサビだけ聞きに行くような感じでしょうか。 今回はそれを全コーラス聞きにいく形になります。時々こういう通し狂言という全幕ものがあるんですが、私は歌舞伎を観始めた頃は通しの方がありがたかったです。ともかく全部知ることができるというのが魅力的でした。
2009. 4. 16 (木)
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