大阪のアーティストと出会うサイト MIGOHSHA

連載第2回 (2009/3/16公開)

【劇場に行きましょう】

芝居をみたことがない」「何を見ていいのか分からない」
という人が多いです。当たり前です。
日本人はある時期に劇場に行く文化を失いましたんでね。
 
昭和までは男の人が仕事の営業のために芝居のチケットを持ってました。
「今度、こんな芝居があるんです。○○さんが出てるんで面白いですよ。チケットありますんで、行って下さい」なんて言いつつ、相手の気を引き仕事の話をする。ということもありました。明治時代なんて、それが商家の旦那のステイタスだったもんです。
芝居茶屋で歌舞伎のチケットを取り、劇場にお弁当を届けさせ、 帰りは芝居の話をしながらお茶屋でお酒を飲む。その間に相手と仲良くなり、商売の話もする。今で言うところのゴルフ接待と一緒ですね。そうです。観劇文化はスポーツに負けたわけです。今では「芝居のチケットあるんだけど、行って下さい」なんて言われて渡されても困るだけです。
演劇人の私でさえ困りますからね。
 
そんな観劇低迷時代ですが、それでも劇場にまで足を運んでもらったら楽しいものです。やっぱりライブのよさもあり、観た後はいろんな意見をかわして会話が生まれますから。
 
 
さて、そんな観劇文化をもう一度取り戻してもらうために、
まずは観やすい芝居を観る方法からレクチャーしましょう。
 
「商業演劇」という言葉をご存知ですか?
有名な歌手や、テレビにも出ている俳優さんが座長を務める芝居です。大きな劇場でやっていて、アクセスが良く、中での飲食も許されてますし、喫煙所もある快適な環境下で見る事が出来ます。
 

大阪では4月に難波にある松竹座で十珠幸代主演の「喜劇。耳掻きお蝶」というのを上演しています。どうです?「喜劇」と書いているからには笑う芝居だということも分かりますし、親切なものです。高いチケットを買う必要はありません。3階の安い席でも劇場が観やすいので十分観られます。だいたい3階席は4000円前後です。それ以上高ければ、他の月のを観る方がいいかもしれません。劇場は逃げずに毎月芝居をやってますんで、ご心配なく。

 



 
私達がやっているような小規模の劇場では禁煙、飲食禁止、トイレ事情の悪さなど、やはりコアなファンしか来られない事情も多いのですが、大劇場での芝居はそういう悪条件はないので、是非一度お出かけ下さい。徐々に芝居を観る文化を取り戻すためには、まず人が劇場へ行く行為を取り戻していかないと、どうにもなりません。
 
世界中の文化都市では観劇は大人の教養のひとつ。趣味の一環です。
海外に行っていきなり劇場に生まれて初めて行く人も多いですが、そんな文化オンチにならないためにも、是非、身近な環境のところから初めてほしいと思います。
観劇の方法は世界共通。上演時間までに自分の席に座ったら勝手に芝居が始まります。そして人が疲れない程度の時間内で終わるか、休憩が入るものなので安心して観てください。
 
みなさん劇場へ行きましょう。劇場でお待ちしてます!

        

連載第14回 (2010/3/31 公開)

【最後の最後】

【極める人】

連載第13回 (2010/2/23 公開)

【極める人】

【大阪の見もの】

連載第12回 (2010/1/27 公開)

【大阪の見もの】

【お正月の芝居】

連載第11回 (2009/12/22 公開)

【お正月の芝居】

【お楽しみ】

連載第10回 (2009/11/20 公開)

【お楽しみ】

【関西圏内という範囲で】

連載第9回 (2009/10/21 公開)

【関西圏内という範囲で】

連載第8回 (2009/9/17 公開)

【大阪らしいもの】

【素人さん】

連載第7回 (2009/8/18 公開)

【素人さん】

【オススメの旅】

連載第6回(2009/7/21 公開)

【オススメの旅】

【赤毛物】

連載第5回 (2009/6/16 公開)

【赤毛物】

【食べたことのないものを食べてみる】

連載第4回 (2009/5/18公開)

【食べたことのないものを食べてみる】

【絶対!】

連載第3回 (2009/4/16公開)

【絶対!】